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【生産者の声】大分県漁業協同組合 中津支店(大分県)の物語

  • Local Gem
  • 10月23日
  • 読了時間: 2分

更新日:6 日前


株式会社Cheers ロゴ

 大分県中津市の干潟を舞台に生まれた「ひがた美人」。干潟漁業の再生を目指し、干潟で育てる牡蠣づくりに取り組む中津支店の物語です。


創業のきっかけ

 

大分県北部の中津市には広大な干潟が広がり、昭和50年代後半をピークにあさり漁業が行われていました。しかし環境の変化により漁獲量は激減。なんとか干潟漁業を再生させようと、オーストラリアで干潟の牡蠣養殖が行われていることを知り、当時の漁業関係者が新たな挑戦として取り組みを始めました。「日本初!干潟で養殖された牡蠣『ひがた美人』」は、こうした背景から生まれた商品です。


最初の一歩と試行錯誤


北海道士幌町の畑で育つシーベリーの果実

 中津市には牡蠣養殖の文化がなく、一からのスタートでした。漁場の選定、種を投入するタイミング、選別や収穫の時期まで、教科書のないことだらけ。2年間の試験養殖を経て「中津干潟方式」を形にし、本格出荷後も適宜見直しを続けました。現場で確かめ、積み重ねることで、干潟に適したやり方を確立していきました。


こだわりの原材料と製法

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 こだわりは名前のとおり「干潟」での養殖です。バスケットと呼ばれるカゴをぶら下げ、1日に2回ある潮の満ち引きで、海水に浸かる時間と空中に晒される時間が生まれます。海水に浸かる間はエサを取り、空中に晒される間は牡蠣自体に適度なストレスがかかります。この繰り返しにより、甘みがあり、貝柱が大きい「ひがた美人」へと育ちます。


看板商品とおすすめの楽しみ方


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 加工品も魅力的ですが、まずは生で味わうのがおすすめです。生食用として養殖・出荷を行い、法律に則った検査や浄化処理を実施。安心して生食でお召し上がりいただけます。「ひがた美人」の甘みと貝柱の大きさを、素材そのままに実感できます。


これからの挑戦


 中津市での牡蠣養殖は始まったばかりです。国内外の皆様に「ひがた美人」を知っていただき、養殖規模の拡大を目指します。干潟から次世代へつながる取り組みとして、歩みを進めていきます。


会社情報




 
 
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